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チオアミド
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チオアミド
チオアミド (thioamide) は、有機化学において R−C(=S)−NR1R2 の構造の官能基(チオアミド基)、あるいはチオアミド基を有する有機化合物群のを指す呼称である。通常のカルボン酸アミドのカルボニル酸素を硫黄原子に置き換えたもの。同じ C=S 二重結合を持つチオケトンやチオアルデヒドが一般に不安定なのに対し、チオアミドは多くの場合安定な化合物である。 == 合成 == 多くの場合、アミドの酸素を硫黄に置換して合成する。かつてはアミドと五硫化二リン (P2S5) を加熱する方法が取られていたが、近年ではより穏和な条件で反応が進行するローソン試薬を用いるケースが増えている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チオアミド」の詳細全文を読む
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