|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 水力 : [すいりょく] 【名詞】 1. hydraulic power 2. water power ・ 水力発電 : [すいりょくはつでん] 【名詞】 1. hydroelectric power generation 2. water-power generation ・ 水力発電所 : [すいりょくはつでんしょ] (n) hydroelectric plant or power station ・ 力 : [ちから, りょく] 1. (n-suf) strength 2. power ・ 発 : [はつ] 1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots ・ 発電 : [はつでん] 1. (n,vs) generation (e.g., power) ・ 発電所 : [はつでんしょ] 【名詞】 1. power plant ・ 所 : [ところ, どころ] (suf) place
チクソイ水力発電所 (Hidroeléctrica Chixoy)〔グアテマラ経済(2007年9月)p.3の表記に従った。〕は、グアテマラ共和国のネグロ川/チクソイ川/サリナス川水系にある水力発電所、ダムである。世界銀行と米州開発銀行からの資金提供によって、1976年に建設が開始された。同年に発生したグアテマラ地震をうけて、ダムとトンネル工事を耐震基準に適合させるため、大幅な再設計作業が必要であった。〔"Staff Appraisal Report", Worldbank, p.21 1976年2月に起きたマグニチュード7.5の地震をうけて、可能最大地震の規模(maximum credible earthquake)マグニチュード7.7でも、ダム湖が決壊しないように設計されている。〕さらに、工学技術的なミスの修正と、初年度にうけたトンネルの被害の補修に追加費用が発生し、かなりの予算超過となった。工事開始前の1974年には2億2700万ドルと試算されていた建設費用は、〔Advierten una filtración de agua en Chixoy〕1978年時点で完成まで3億7270万ドルに修正され。〔"Staff Appraisal Report", Worldbank, p.21〕、最終的に9億4400万ドルを費やして1983年に完成した。〔 水力発電プラントは60メガワットの発電機(カプラン水車)5基で、最大発電量は275メガワットである。これは2006年のグアテマラ総電力生産量の約15%に相当し、グアテマラ電力庁 (Instituto Nacional de Electrificación, INDE) の電力生産量の約53%に相当する。〔Potencia Instalada y disponible de Unidades Generadoras del INDE y Unidades con Contrato, Año 2006〕延長26キロメートル、落差433メートルのトンネルによって水を発電機に送っている。〔Hidroeléctrica chixoy〕 ダムと貯水池の建設は、合計で3,445人が生活していた複数の共同体を沈めることになった。当時の軍事政権は住人たちの移住問題で十分な対策をとらず、その後の抗議運動に対し政府軍による極めて暴力的な弾圧が加えられ、1982年にリオ・ネグロの大虐殺として知られる事件が起きた。〔Guatemala: Memoria del silencio. Caso ilustrativo no. 10 - Masacre y eliminación de la comunidad de Río Negro〕〔Chixoy dam〕水力発電所が稼動した後も、住人らの主張は未だ解決されていない。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チクソイ水力発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|