翻訳と辞書 |
チクル chicleチクル
チクル(Chicle)は、伝統的にチューインガム等の製造に用いられてきた天然ガムである。サポジラ(''M. zepota'')、''M. chicle''、''M. staminodella''、''M. bidentata''等を含む中央アメリカのサポジラ属のいくつかの種から集められる〔Chicle , Merriam-Webster.com. Retrieved March 17, 2011.〕。この物質を多く含むことから、サポジラは別名チューインガムノキとも呼ばれる。ガムの収集方法は、ゴムノキからラテックスを収集する方法似ている。木の幹にジグザグの切り込みを入れ、落下してくるガムを小さな袋に集める。その後、ある程度硬くなるまで煮詰める。チクルを集める人は、現地で''chicleros''と呼ばれる。 ==用語== チクルという用語は、ナワトル語でガムを意味する''tziktli''に由来するか、またはマヤ語族の言葉''tsicte''に由来すると考えられている〔Mexicolore article on chicle 〕。チクルはナワトル、アステカからマヤ地域では良く知られており、初期のヨーロッパからの移住者はその心地よい風味と糖の含有量の多さを称賛した。古代の言葉は今でもアメリカで用いられており、chicleはスペイン語で、chicleteはポルトガル語(ブラジルとポルトガルの一部)でそれぞれチューインガムを意味する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チクル」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|