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チゴユリ属[ちごゆりぞく]
チゴユリ属(チゴユリぞく、学名:''Disporum''、和名漢字表記:稚児百合属)はイヌサフラン科の属の一つ。かつてはユリ科に分類されていた。 == 特徴 == 多年草。根出葉はなく、茎葉があり、葉は互生する。茎が1本立ちするか、または多少分枝する。花は茎または枝の先端に1-数個、横向きまたは下向きにつく。花被片は6個あり、離生し、基部にふくらみがある種がある。雄蕊は6個、葯は長楕円形で、なかば外側を向く。子房は上位で3室あり、ふつう各室に2個の胚珠がある。果実は液果で球状になり、黒色に熟す〔『日本の野生植物 草本I単子葉類』p.48〕。 ヒマラヤ、インド、東アジアに約20種〔''Disporum'' -The Plant List〕あり、日本には4種あるほか、自然交雑種がある。従来、この属に分類されていた北アメリカに分布する5-6種は、プロサルテス属 として分離された〔''Prosartes'' -Flora of North America 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チゴユリ属」の詳細全文を読む
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