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チザニジン : ウィキペディア日本語版
チザニジン

チザニジン(Tizanidine、商品名:テルネリン)は筋弛緩薬として用いられる医薬品の一つである。中枢α2-アドレナリン作動薬に分類される。多発性硬化症ALS、、、脊椎中枢神経系の障害を原因とする痙攣こむら返り筋肉の強張りの治療に使用される。線維筋痛症の症状緩和にも用いられる〔Zanaflex for Fibromyalgia 〕。適応外使用として、片頭痛不眠症癲癇の治療にも使用される。
==効能・効果==

*頸肩腕症候群、腰痛症 に因る筋緊張状態の改善
*脳血管障害、痙性脊髄麻痺、頸部脊椎症、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症 に因る痙性麻痺
チザニジンはバクロフェンジアゼパムよりも忍容性の高い抗痙攣薬として2008年に発見された。チザニジンの作用は強力で、2mgの用量で低血圧を生じ得るので、起立性低血圧の既往を有する患者には注意が必要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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