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チシマイワブキ
チシマイワブキ(千島岩蕗、学名:''Micranthes punctata'')は、ユキノシタ科チシマイワブキ属の多年草。以前はユキノシタ属(''Saxifraga'' )とされていたが、分子系統解析の結果からユキノシタ属の数種とともに、チシマイワブキ属(''Micranthes'' )に分割された〔日本のチシマイワブキ属の学名 , 「植物研究雑誌The Journal of Japanese Botany」Vol.87 No.4 (August 2012) 〕〔''Micranthes'' , 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)〕。 == 特徴、分布等 == 草丈は5-25cm、葉は腎円形で縁は山形に鋸歯状になっている。花の直径は6-8mmでおしべが10本ある。長楕円形の花弁が5-6枚ほどあり、色は白が多いが、まれに赤紫色のものもある。開花時期は7月頃。 北海道、千島列島、樺太、カムチャツカ半島などに分布し、高山地帯の湿った岩礫地や、雪が遅くまで残る雪田周辺などに自生する。主な国内自生地は利尻山や大雪山など。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チシマイワブキ」の詳細全文を読む
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