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チタンニッケルバリウム黄 : ミニ英和和英辞書
チタンニッケルバリウム黄[き]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. yellow 

チタンニッケルバリウム黄 ( リダイレクト:ニッケルチタンイエロー ) : ウィキペディア日本語版
ニッケルチタンイエロー[き]
ニッケルチタンイエロー(nickel titanium yellow)は黄色顔料の1つで、別名・ニッケルチタン黄チタンイエロー(titanium yellow、titan yellow)とも呼ばれるが、有機化合物クレイトンイエロー(clayton yellow)の別称でもある。チタンニッケルアンチモン黄チタンニッケルバリウム黄の2種類がある。
== チタンニッケルアンチモン黄 ==
Colour Index Generic NameはPigment Yellow 53である〔The Color of Art Pigment Database : Pigment Yellow, PY 〕。1946年に工業化された比較的新しい顔料で、セラミック顔料のクロムチタンイエローによく似た顔料である。但しクロムチタンイエローと異なりオレンジ色がかった色合いではなく、淡い黄色である。
化学組成はTiO2-NiO-Sb2O3の3成分系で、ルチル型酸化チタン(TiO2)の結晶格子の中にニッケルおよびアンチモン原子を熱拡散させ、黄色に発色させた固溶体である。製造法はメタチタン酸水酸化ニッケル(Ni(OH)2)、三酸化アンチモン(Sb2O3)を配合し、800℃に加熱。アンチモンはSb5+イオンとなり、三重ルチル型のNiSb2O6となってTiO2に固溶。
耐光性・耐候性・耐アルカリ性・耐酸性・耐石灰性・耐熱性のすべてに優れ、特に耐熱性に関しては約1000℃まで耐えられる。隠蔽力も大きいが、着色力が小さいのが欠点。ゴムプラスチックの着色、塗料絵具に用いられる。クロムチタンイエローと異なりセラミックの分野では使われない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニッケルチタンイエロー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Titanium yellow 」があります。




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