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チタン酸ジルコン酸鉛 : ミニ英和和英辞書
チタン酸ジルコン酸鉛[ちたんさんじるこんさんなまり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 
: [なまり]
 【名詞】 1. lead (the metal) 

チタン酸ジルコン酸鉛 : ウィキペディア日本語版
チタン酸ジルコン酸鉛[ちたんさんじるこんさんなまり]
チタン酸ジルコン酸鉛(チタンさんジルコンさんなまり、lead zirconate titanate, PZT)は三元系金属酸化物であるチタン酸鉛ジルコン酸鉛混晶である。東京工業大学高木豊白根元沢口悦郎らにより1952年に発見された。
組成式は Pb(Zrx, Ti1−x)O3 で、x = 0.525 付近に正方晶菱面体晶とのモルフォトロピック相境界が存在し、その近傍の組成において最も大きな圧電特性を示す。結晶構造はペロブスカイト構造であり、巨大な誘電率および圧電性強誘電性をもつ。
その大きな圧電性からアクチュエータセンサなどの圧電素子に多く用いられている。また、強誘電性を用いた強誘電体メモリ (FeRAM) に用いるための研究も活発である。
を含有する特定有害物質であるが、現在のところ圧電材料として代替できるほどの特性を持ったものが他に存在しないため、RoHS指令の適用免除対象となっている。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チタン酸ジルコン酸鉛」の詳細全文を読む




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