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チヂミザサ(縮み笹、学名: )は、イネ科チヂミザサ属の一年草である。 和名は、葉の形がササに似ていて、やや縮んだようなしわがあることから。 == 特徴 == 茎は枝分かれしながら地表を這い、多数の葉をつける。 葉は長さ3-7cmの卵状楕円形で、先端へ向かってやや細まり、先はとがる。葉の基部は葉鞘となって茎を抱く。 根は茎の節ごとに出て、茎を地面に固定する。 花は秋に咲く。このころになると、茎の一部は立ち上がり、先端から穂が出る。穂は高さが30cm程に達する。花茎の上半分位に、まばらに短い枝が出て、それぞれの枝に少数ずつの小穂がつく。小穂は枝の下向き側だけに着く。小穂からは3本の長い毛が生えており、その表面が粘つく。また、開花時の雌しべの柱頭の羽毛状の毛が目立ち、紫色の葯も比較的目を引きやすく、イネ科の花としては見栄えがする方である。 果実が熟すると、小穂の基部で外れやすくなり、その毛で他物に張り付く。動物などにくっついて分散を行うものと考えられる。よくズボンなどにも粘り着いてくる、いわゆるひっつき虫のひとつである。小穂は緑色であるが、毛は紫色を帯び、それに粘液がついてキラキラしている様子はきれいと言えなくもないが、その後のズボンの様子を想像すると気が滅入る風景でもある。 ファイル:Oplismenus undulatifolius 2.JPG|葉 ファイル:Oplismenus undulatifolius DSCN0094.JPG|花 ファイル:Oplismenus undulatifolius 4.JPG|果実 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チヂミザサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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