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チャクモール : ミニ英和和英辞書
チャクモール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

チャクモール : ウィキペディア日本語版
チャクモール[ちょうおん]

チャクモール(Chacmool、Chac Mool、時折チャック・モールとも)とは、古典期終末から後古典期にかけてメソアメリカ全域において見られる、仰向けの状態でひじをつくような姿勢で上半身を起こして、を90度横へ向け、両部の上にのような容器をかかえてひざを折り曲げている人物のことをいう。チチェン=イッツアの「戦士の神殿」のもののほか、後述するようにメキシコ北西部からホンジュラスエルサルバドルまで広い範囲の遺跡で確認されている。
チャクモールは死んだ戦士を象徴し、いけにえなどの供物を運ぶ存在と考えられていて、チャクモール像の上で人身御供儀式がおこなわれたり、チャクモールのもつ皿の上に取り出された心臓が太陽への捧げ物として置かれたといわれる。
チチェン=イッツアの遺跡内のチャクモールの目には翡翠が埋め込まれているが、その翡翠はどう言うわけか中国産の物である事も確認されており、古代史の謎の一つとなっている。
==名称の由来==

チャクモールの名称の由来は、オーガスタス=ル=プロンジョン(Augustus Le Plongeon)と妻のアリス=ル=プロンジョン(Alice Dixon Le Plongeon)が1875年明治8年)にチチェン=イッツアの「ワシとジャガーの神殿」を調査した際に発見した彫像に、ユカテク・マヤ語の「のようにすばやいの足」を意味するチャークモル(Chaacmol)と名づけて呼んだことに由来する。プロンジョンはチチェン=イッツアをかつて支配したという強力な戦士である王子にちなんだ名前であると1877年明治10年)に刊行された''Proceedings of the American Antiquarian Society''に所収された論文のなかで述べている。プロンジョンによってチャクモール像が発見されると、ユカタン州州都であるメリダの町はお祭りさわぎになった。1876年明治9年)のアメリカ独立100周年記念祭の際には当時のメキシコ大統領の許可をもらって、フィラデルフィアに持ち込まれたという。後にユカテク・マヤ語の古い用法に従って「ジャガー」という意味の「チャクモール」(Chacmool)に書き改められるようになって現在の表記となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チャクモール」の詳細全文を読む




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