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スティックは、1970年代初頭に、アメリカのエメット・チャップマンによって発明された電気楽器である。彼は1969年に生み出した、両手をフレットに対して並行にして弾く、“フリー・ハンズ”タッピング奏法のための新しい弦楽器を設計した。スティックの最初のモデルは1974年に出荷された。 ドラムスティックと区別するため、作者の名と併せてチャップマン・スティック () という呼ばれ方もする。 ==説明== 表面的には、スティックはエレキギターの指板が幅広くなったような見た目で、8弦、10弦、12弦がラインナップされている。サイズは幾分ギターの指板よりも長く幅が広い。通常のギターの片手でフレットを押さえ、もう片方の手で弦を爪弾くという奏法と違い、フレットに対し両手で弦を叩きつけて音を出すため(タッピング)、他の弦楽器が一度に出せる音よりもはるかに多くの音を一度に奏でることができる。このため、弦楽器よりも鍵盤楽器と比較することができる。多様なメロディを一度に弾くことが可能で、多くのスティック・プレイヤーは低音、コード、メロディラインを同時に弾くことを習得している。 一般的に、チャップマン・スティックは、ベルトフックとショルダー・ストラップで保持する。この楽器は角度を約30 - 40度にして構えることにより、両手が自然で楽に指板に対応できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スティック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chapman Stick 」があります。 スポンサード リンク
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