|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ チャネル : [ちゃねる] 【名詞】 1. channel 2. (n) channel ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
チャネル・コントローラ(''channel controller'')は、コンピュータシステムの一部であり、周辺機器とメモリの間のデータのやりとりを制御する単純なプロセッサ(CPU)である。設計の洗練度によって「周辺プロセッサ」あるいは「DMAコントローラ」とも呼ばれる。また、チャネル・コントローラを使った入出力方式をチャネルI/O(英: Channel I/O)と呼ぶ。 == 概要 == 多くの入出力タスクは複雑であり、データのフォーマットを変換するなどの処理をする必要がある。このような場合コンピュータのCPUはそのタスクを周辺デバイスに任せるが、周辺デバイスの処理は遅いため、CPUはその間ずっと何もしないで待っていることになる。このような状況を「I/Oバウンド」と呼ぶ。 チャネル・コントローラはこの問題を解決する。そのような入出力に関わる処理を行うためのCPUとメモリと回路を備えている。チャネル・コントローラはあまり高性能である必要はなく、柔軟性もないが、その仕事をするには十分である。実際にはコプロセッサの一種と見なすこともできる。 CPUは小さなチャネルプログラムをコントローラに送り、I/Oジョブを任せる。チャネル・コントローラはCPUの助けを借りずにそのジョブを完了させる。完了すると(あるいはエラーが発生すると)、チャネル・コントローラは割り込みでCPUに通知する。なお、プログラムのロードや仮想記憶におけるデマンドページングなどの基本的なシステムタスクの場合、完了時以外にもプログラム制御割り込みをチャネルプログラム内で使用することがある。 チャネル・コントローラはコンピュータの主記憶装置に直接アクセスするので「DMAコントローラ」とも呼ばれる(DMAは''direct memory access'')。しかし、DMAコントローラの定義はもっと広く、プログラム不可能なデバイスでもそのように呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チャネル・コントローラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|