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チャンチャンバラバラ : ミニ英和和英辞書
チャンチャンバラバラ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


チャンチャンバラバラ ( リダイレクト:チャンバラ ) : ウィキペディア日本語版
チャンバラ

チャンバラちゃんばらは、で斬り合うこと〔ちゃんばら コトバンク、2009年10月24日閲覧。〕、剣劇(けんげき)とも称される〔。
刀で斬り合う音、および様子を表す擬音に由来する副詞的語句ちゃんちゃんばらばらの略であり〔、剣戟シーンをクライマックスに置いた作劇をする日本演劇映画テレビドラマ等を指す〔。この場合、ちゃんばら芝居ちゃんばら映画ちゃんばらものと呼称される。
1920年代以降、日本で隆盛となった演劇・映画における「剣劇」やちゃんばら映画(「剣戟映画」)の剣戟シーンを真似た児童の遊戯についてを、本項で特に詳述する。⇒#遊戯
== 概要 ==

マキノ雅弘は、「チャンバラ」、「大殺陣」の要素が大きく映画に加わったのは、「チャンバラ映画」の始祖であるマキノ省三がファンだったという「新国劇」(大正6年結成)の沢田正二郎の影響があるのではないか」としている。「沢正」の激しい立ち回りは、マキノの一つの夢だったという。
また、「チャンバラ」という言い方は、稲垣浩によると「ファンの方から出た言葉」であり、撮影所では「チャンバラ」とは言っていなかった。語源としてはマキノ雅弘は剣戟場面によくつけた曲の擬音化であろうとしている〔『週刊サンケイ臨時増刊 大殺陣 チャンバラ映画特集』(サンケイ出版)〕。
新国劇が開発した「剣劇」を源流とする〔剣劇 コトバンク、2009年10月24日閲覧。〕。歌舞伎でいう「立回り」を、演劇・映画でいう「たて」と呼び、殺陣と表記することも、新国劇が開発したものである。新国劇では「殺陣」と書いて「さつじん」と読む〔殺陣 コトバンク、2009年10月24日閲覧。〕。
「ちゃんばら」のもとの表現である「ちゃんちゃんばらばら」が、乱闘喧嘩ちゃんちゃんばらばら コトバンク、2009年10月24日閲覧。〕を意味し、その演劇・映画における展開においては、乱闘・喧嘩を見世物にするという意味〔の俗称であり、親しみやすいがやや蔑称寄りの呼称である。「ちゃんばら」に代わる語は「剣戟」であり、「ちゃんばら芝居」、「ちゃんばら映画」に代わる語はそれぞれ「剣劇」、「剣戟映画」である〔。
「ちゃんばら芝居」と呼ばれ愛された「剣劇」の新国劇は、『月形半平太』と『国定忠治』というを持ち、1920年代(大正末期 - 昭和初年)以降隆盛を極め、多く映画化もされた。1930年頃には「女剣劇」が登場し、大江美智子不二洋子が初期のスターであり〔女剣劇 コトバンク、2009年10月24日閲覧。〕、浅香光代も女剣劇からスタートしている。第二次世界大戦の終結後、緒形拳らのスターを生んだが、1987年昭和62年)に解散した。
「ちゃんばら映画」と呼ばれ愛された「剣戟映画」は、同じく1920年代以降、牧野省三監督の『実録忠臣蔵』や新国劇の映画化で、サイレント映画の時代に隆盛を極めた。トーキーの時代を迎えた1930年代後半を過ぎてから発足し、サイレント映画の剣戟映画を作り続けた極東映画全勝キネマが量産した。第二次世界大戦終結後にGHQ下の初期にはチャンバラ映画が禁止されたが、後に東映京都撮影所が中心となって明るく華やかな「剣戟映画」を製作し、日本の興行界においてはハリウッド西部劇と対を成した。1950年代に量産されたプログラムピクチャーとしての「ちゃんばら映画」は、1960年(昭和35年)の映画産業の斜陽化に前後して、任侠映画にとって代わられた。同年、児童向けのテレビ映画白馬童子』の放映が始まるが、これもやがて現代劇のSFヒーロー(変身もの、「ウルトラシリーズ」など)にとって代わられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Samurai cinema 」があります。




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