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チャーム・クォーク : ミニ英和和英辞書
チャーム・クォーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

チャーム・クォーク ( リダイレクト:チャームクォーク ) : ウィキペディア日本語版
チャームクォーク[ちょうおん]

チャームクォーク(、記号:c)は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第二世代のクォークである。
== 概要 ==
チャームクォークは、+2/3e電荷を持ち、クォークの中で3番目に質量が大きく、約 1.3 GeVである(これは核子の質量の約 1.5 倍である)。
チャームクォークは、1970年シェルドン・グラショウジョン・イリオポロスルチャーノ・マイアーニにより存在が予測された。当時、クォークは、アップクォークダウンクォークストレンジクォークのみが知られていた。予測は複数の事象を統一的に説明できるようにされたのであるが、ごく簡単に言えば、ミューオンミューニュートリノ、ストレンジクォークの組みの関係は、電子電子ニュートリノ、ダウンクォーク、アップクォークの組の最初の3つの粒子と類似性があり、最初の組にも後の組のアップクォークに相当するものがあるのではないかと考えたのである。
この予測は、1974年サミュエル・ティン率いる米国の ブルックヘブン国立研究所(BNL)のチームとバートン・リヒター率いる スタンフォード線形加速器センター(SLAC)のチームによって、それぞれ独自にチャームクォークと反チャームクォークからなるジェイプサイ中間子(J/ψ)が発見されたことにより確認された。BNL のチームは新しい粒子を J 中間子と命名し、SLAC のチームは ψ 中間子と命名したが、名前を一本化する協議が失敗し、妥協案として J/ψ中間子が採用された。サミュエル・ティンとバートン・リヒターは、ジェイプサイ中間子の発見により1976年ノーベル物理学賞を受賞している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チャームクォーク」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Charm quark 」があります。




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