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チョウチンアンコウ
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チョウチンアンコウ
チョウチンアンコウ(提灯鮟鱇、学名:''Himantolophus groenlandicus'')は、アンコウ目チョウチンアンコウ科に属する魚類の一種。丸みを帯びた体型と、餌を誘うために用いられる頭部の誘引突起(イリシウム)を特徴とし、深海魚として比較的よく知られた存在である。 == 概要 == チョウチンアンコウは、おもに大西洋の深海に分布し、カリブ海などの熱帯域からグリーンランド・アイスランドのような極圏付近までの広範囲に生息する〔。太平洋・インド洋からの記録もあるものの、その数は非常に少ない〔。生息水深ははっきりしていないが、熱帯・亜熱帯域の中層(特に水深200-800m)から捕獲されることが多い。一方で、大型の個体はより北方の海域から底引き網によって、または漂着個体として得られる傾向がある〔。 およそ160種が含まれるチョウチンアンコウ類の中で、最初(1837年)に記載された種が本種である〔『Oceanic Anglerfishes』 pp.334-336〕。基準標本は1833年にグリーンランドの海岸に打ち上げられた漂着個体であるが、海鳥による食害を受けたため保存状態は非常に悪く、現存しているのは誘引突起の一部のみである〔『海の動物百科3 魚類II』 pp.98-99〕〔。以降、2009年までに143個体(変態後の雌)が標本として記録されているが、これは科全体について得られた全標本のうちの三分の一を超える数であり、チョウチンアンコウ科の中で最もよく研究された種となっている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チョウチンアンコウ」の詳細全文を読む
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