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韓流(ハンりゅう、かんりゅう、)とは、2000年代以降に東アジアで起こった韓国大衆文化の流行〔大辞泉 「韓流」 〕〔大辞林 「韓流」 〕。日本では2003年頃から韓国ドラマ『冬のソナタ』放送がきっかけとなった〔朝日新聞 朝刊 2013.4.16 「韓流ブーム」 〕〔。テレビドラマに限らず、映画、音楽、アイドル、料理、言語、文学など、様々な方面に流行が見られ影響が及んだ〔〔。 フジサンケイ ビジネスアイでは、「韓流」ビジネスを韓国が「国を挙げたグローバルな拡販政策を展開してきた」と解説している〔フジサンケイビジネスアイ 2012.5.12 05:00 本国薄利“韓流ブーム”に疑問 日本市場「一極依存体質」浮き彫り(1/3) (2/3) (3/3) 〕。朝日新聞では、「韓流ブーム」を「『冬のソナタ』に始まり、主役のペ・ヨンジュンが中高年の女性らを中心に熱狂的なファンを生んだ。音楽のKポップは、女性グループのKARA、少女時代が若者らに支持され、紅白歌合戦にも出場した」と解説している〔。 1997年のアジア通貨危機によって韓国がIMF危機という国家的経済危機に陥ると、韓国は経済再建の戦略を立てたが、その一つが文化産業振興であり、韓国内各地の大学に実用音楽科や映像学科、また専門学校も多数設立され、後に世界の第一線で活躍するK-POPや韓国ドラマブームの担い手が育つこととなった〔日経エンタテインメント 「韓流」はなぜ世界に広がったのか 2012/11/19 〕。日本のテレビドラマの価格上昇や香港映画の衰退などの追い風も受けて、韓国の俳優や音楽など大衆文化に対する人気が高まってブームが形成された〔日本貿易振興機構(ジェトロ) 韓国のコンテンツ振興策と海外市場における直接効果・間接効果の分析 2011年3月 〕〔日本経済新聞 2012年4月13日 クール・ジャパン なぜ韓流に出遅れたのか? 編集委員 小林明〕〔クール・ジャパンを脅かす韓流、官民一体モデルが鍵―中国メディア Record China 4月27日(金)7時25分配信〕〔日経ビジネス 「KARAを踊るインドネシアの子供たちと中途半端な日本の戦略 (大上二三雄)〕。この現象が台湾で「韓流熱風」と言い表され、その後中国や日本でも使われるようになった。「ハンりゅう」という読みはこの「韓流(ハンリュー)」から生まれた。この言葉は韓国に逆輸入された。なお、韓国では、韓流に対応する日本の大衆文化の流行を指す言葉として日流(イルリュ、)がある(華語文化圏では哈日という)。また日本で中華文化圏の大衆文化の流行を指す言葉は華流(ファーリュー)〔台湾の大衆文化の流行は台流と称され、中華文化圏においても華流とは別の物として定義されているが、日本ではこの言葉は使われず、「華流」の呼称に統一されている。〕と呼ばれる。本項では、特に断りが無い限り日本における韓流について述べる。 == 日本における韓流の経緯 == 日本では、1970年代後半の韓国演歌ブームや、1988年のソウルオリンピック開催の年、2002年のサッカーワールドカップ共同開催の年に韓国に注目が集まっていたが、それらの時にはまだ韓流という言葉は存在していなかった。日本では民放テレビ全国四波化により1990年代に地方で放送局が増加し、また、BSやCSの放送局も増加してテレビ番組不足が発生していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「韓流」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Korean Wave 」があります。 スポンサード リンク
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