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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マカロニ・アンド・チーズ(macaroni and cheese, macaroni & cheese)は、茹でたマカロニに塩味の効いたチーズソースを絡めたグラタン料理の一種。チーズはチェダーチーズを使うのが一般的である。 手軽に作れるとあって、アメリカ及びイギリスでは家庭料理として普及しており、特に子供に人気が高く、「マッケンチーズ(Mac'n Cheese)」の愛称で親しまれている。アメリカの殆どの学食のメニューにも載っている定番料理である。 マカロニ・アンド・チーズはアメリカやイギリスでは、大概のスーパーマーケットで購入が可能であり、乾燥したマカロニと粉末状のチーズソースがセットになった箱入りの商品の他、冷凍食品や電子レンジ用、出来合いの惣菜としても売られている。作り方は沸騰した湯でマカロニを茹で、湯を切った後、鍋に戻したマカロニと一緒に、チーズソースの粉末、バターと牛乳(もしくは水)を入れ、ソースとマカロニが十分絡み合うまでかき混ぜれば完成する。好みで刻んだハムやソーセージ、タマネギ、挽肉、ツナ缶などを加える場合もある。 ==誕生から現在まで== パスタとチーズを使ったキャセロールは14世紀もの昔から料理本に載っており、その中でも『リベラ・デ・コクイーナ』(:en:Liber de Coquina)という、中世の料理本の中でも最も古いものの一つである本にも記載されている。これはパルメザンとパスタを使ったイタリア料理であった。しかしイングランドでは、このキャセロールがマケルーンズという名で、14世紀に執筆された有名なイングランドの料理本、『ザ・フォーム・オブ・クリー』(:en:The Forme of Cury)に記載されている。〔Makerouns 2015年5月1日最終閲覧〕これは新鮮な手打ちパスタを、溶かしたバターとチーズで作った生地で挟んで作られていた。中世英語で記されたレシピには、「薄く箔状にしたパスタ生地を作り、切り分けなさい。それらを沸騰した湯に入れ、よく茹だてること。すりおろしたチーズをバターと一緒にし、ローシン(ラザニアのような料理)の底と表面にのせて出来上がりです。」と載っている。〔The Forme of Cury 2015年5月1日最終閲覧〕 現代における初のレシピは料理本作家エリザベス・ラッファルドの1769年に出版された料理本である『イングランドの熟練家政婦』に記載されている。ラッファルドのレシピはベシャメルソース(フランス料理ではモルネーソース)とチェダーチーズを使ったもので、マカロニと混ぜ、パルメザンを散らした後、生地が泡立ちきつね色になるまで焼くというものだった。イギリス、ビクトリア朝時代に出版された有名な料理本である『ビートン夫人の家政本』はこの料理を扱うレシピを2つ掲載している。片方のレシピには「(軟らかながらも完璧にしっかりとした、型が全く崩れていない状態であるべきである)マカロニに、よく測った溶かしたバターをかける前にチーズ、胡椒、パンくずをたっぷりとのせ、明るい火の前にパンくずが茶色くなるまで置くか、サラマンダーでグリルする」と書かれている。〔Mrs Beeton's Household Management 1861年〕 2010年代には人気が急増し、いつもの食事として、またファーストフードレストランでも高級レストランでもサイドオーダーとして、その存在が浸透している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マカロニ・アンド・チーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Macaroni and cheese 」があります。 スポンサード リンク
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