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七対子
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
七対子(チートイツ)とは、麻雀における役のひとつ。または、その和了形を指す麻雀用語。その名の通り、対子を7組そろえることで成立する。25符2飜。門前役。通称は「チートイ」「ニコニコ」など。英語では「Seven Pairs」と呼ばれる。緑一色とともにアメリカ人によって考案された役の一つである〔p41に、緑一色と同じくアメリカ西海岸から伝来した役である、とあり、さらに「おそらくポーカーのツーペアからの発想であろう」との記述がある。〕〔井出洋介監修『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社、1997年、ISBN 9784831901187。p27に、七対子は「欧米のカードゲームのペア役が由来」とある。〕。中国麻雀の「七対」にあたる。 == 概要 == 通常、麻雀の和了形は4面子1雀頭によって構成されるが、例外となるのが国士無双とこの七対子である。 テンパイ形が必ず単騎待ちになり、かつ門前役であるため(役の性質上、副露することが不可能)、2飜役の中では比較的作りづらい〔フリテンが無く食い下がりもほとんど存在しないために鳴きが強力である中国麻雀では、門前役の七対子はかなり高得点に設定されている。〕。しかし、待ち頃の牌でテンパイすれば立直をかけることも多く、裏ドラが乗る時は一気に2枚乗るため、得点的な爆発力がある。また、他家の仕掛けや立直に対し危険牌を押さえながら七対子に受けて和了に向かうケースもあり、攻守ともに柔軟な役でもあることから、プロの中には土田浩翔のように七対子を特に好む者も少なくない。一方、新津潔や飯田正人などは、和了形があまり綺麗ではないとして嫌っており、好き嫌いがはっきり分かれる役でもある。 タンヤオ、混一色、清一色、混老頭などと複合する。ただし、223344といった連続した3対子が含まれる場合でも、一盃口とは複合しない。また、二盃口は和了形が七対子と同様対子7つの牌姿になることが多いが、高点法により必ず二盃口を優先する。また、点数計算においては符の概念が適用できないため、形式的に25符とする場合が多い(後述)。 同じ牌4枚を用いて対子2組とみなすことはできないとするのが一般的である。しかし、関西式のルール(ブー麻雀)では七対子の4枚使いを認めている場合が多く、フリーなどで打つ場合は事前に確認しておくのが望ましい。また、中国麻雀では4枚使いがあることで四帰一という別の役が複合するルールになっている。4枚使いを認める場合は七対子形の緑一色や清老頭も可能となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七対子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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