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ツァンパ
ツァンパ(་ ''rtsam pa''、、 )とは、主にオオムギの変種であるハダカムギ(裸麦、学名:''Hordeum vulgare ''L. var.'' nudum Hook. ''f.、 )の種子を脱穀し、乾煎りしてから、粉にした食品である。コムギやオオムギ、上新粉など別の穀物を用いる場合もある。 == 概要 == チベット人の主食で、日に3回ほど食べる。年間を通じて食べられる保存食でもある。遊牧生活をしているチベット人は、粉にしたものをヒツジの皮袋に入れて保存、携行している。 日本のはったい粉(麦焦がし)とほぼ同じものであるが、調味の方法が異なる。 ジャ(チベット語でバター茶のこと)、または、湯とヤクのギーであるを加えて練り、粘土状にしてから食べる。水分、ヤクバターの配合比率が適切であれば、器の中できれいにまとまるが、多すぎたり、少なすぎたりすると、べたべたするか、ばらばらのままとなるので、慣れない者は、徐々に水分を足してゆくと良い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツァンパ」の詳細全文を読む
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