翻訳と辞書
Words near each other
・ ツゲモドキ科
・ ツゲ属
・ ツゲ目
・ ツゲ科
・ ツシフィワ・ムニャイ
・ ツシマコゲラ
・ ツシマサンショウウオ
・ ツシマジカ
・ ツシマスベトカゲ
・ ツシマテン
ツシマトリノフンダマシ
・ ツシマヒラタクワガタ
・ ツシママイマイ
・ ツシマメクラチビゴミムシ
・ ツシマヤマネコ
・ ツシマ海戦
・ ツジェン
・ ツジカオルコ
・ ツジコノリコ
・ ツジツマ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ツシマトリノフンダマシ : ミニ英和和英辞書
ツシマトリノフンダマシ
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ツシマトリノフンダマシ : ウィキペディア日本語版
ツシマトリノフンダマシ

ツシマトリノフンダマシ ''Paraplectana tsushimensis'' は、丸くて赤っぽい腹部に多数の黒斑を持つ、テントウムシのような姿のクモである。対馬で初めて採集されたことでこの名を持つ。南方系の希少種。
== 特徴 ==
雌成体では体長7mm、腹部は長さ6.2mm、幅は7.5mm。腹部は黒みを帯びた赤で黒い斑紋と筋点が多数ある。黒い斑紋はほぼ円形で背面中央に4個、周辺に8個。筋点は中央に6個、周辺部に22個の大きいものと24個の小さなものがある。腹部の下面にも周辺に沿って10個の黒い円紋が並んでおり、そのうち前方の2個は背面の黒斑と連続している。またこれらの黒斑の中に33個の筋点、黒斑の間にも20個の筋点がある〔八木沼(1986),p.111〕。
頭胸部は前端はほぼ真っ直ぐで後端は丸い〔以下は山口(1960)〕。ただしその2/3は腹部の下に隠れる。8個の眼は中央の4つの中眼と、左右2こずつの側眼が、それぞれひとまとまりの隆起の上にある。背甲は眼のある当たりが最も高く、後方へ次第に低くなり、皺は浅い。頭胸部と歩脚はいずれも褐色を帯びた黄色。胸板は黒い。
腹部は心臓形で前端は大きく腹部に覆い被さる。前方から1/3の辺りが最も高く、前後左右に低くなる。
雄成体は一度発見されており、その個体では体長2.8mmと雌より遙かに小さかった。腹部は五角形に近く、長さと幅はほぼ同じ〔Tanikawa(2011)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツシマトリノフンダマシ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.