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蔦漆 蔦漆[つたうるし] 【名詞】 1. poison ivy 2. rhus ambigua =========================== ツタウルシ
ツタウルシ(蔦漆、学名:''Toxicodendron orientale'' )は、ウルシ科ウルシ属の落葉蔓性木本。雌雄異株。有毒植物〔〔『日本の野生植物 木本II』p.5〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.390〕。 == 特徴 == 蔓に気根を出して、他の樹木の幹を這い上がり、日の当たる場所で枝を広げる。若い枝には褐色の毛が密生するが、のちに毛は無くなり、小さい赤褐色の皮目が多数できる。葉は互生し、3出複葉で、葉柄は長さ3-10cmになり、葉柄には褐色の毛が散生する。小葉は卵状楕円形で、先は短くとがり、基部は鋭形から円形、頂小葉は長さ5-15cm、幅3-9cm、小葉柄は10-20mm、側小葉は長さ5-12cm、幅3.5-7cm、小葉柄は2-4mmになる。葉の表面は無毛、裏面の側脈の基部に褐色の毛が生え、葉の縁は全縁となるが、若い個体の場合は、小葉の縁に粗い鋸歯がある〔〔〔。 花期は5-6月。葉腋から総状花序を出して小さな花が多数つく。萼片は5個で、長さ1-1.5mmになる楕円形で先が丸く色は緑色。花弁は5個あり、長さ2.5-3mmになる長楕円形で、黄緑色になり、雄花、雌花ともに反り返る。雄花には雄蕊が5個あり、雌花には退化した雄蕊5個と雌蕊が1個ある。花柱は先が3裂する。果実は直径5-6mmになる扁球形の核果で、8-9月に黄褐色に熟し、縦に筋があり表面に短毛が散生する。核果の外果皮はのちにはがれ、白いロウ質の中果皮が露出する〔〔〔。 葉は、晩秋に赤や黄色に紅葉する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツタウルシ」の詳細全文を読む
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