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ツノアイアシ(''Rottboellia cochinchinensis'' (Lour.) Clayton 〔Ylistによる。ただし、下記それ以外の文献は ''R. exaltata'' を使っている。〕)は、大型になるイネ科植物の1種である。小穂が軸に埋もれた棒状の花穂をつける。亜熱帯~熱帯域の有力な雑草であり、また他感作用を持つことが知られている。 ==概説== ツノアイアシは大柄なイネ科の雑草である。花穂が太い棒状で、小穂はその穂の軸の窪みに収まってしまい、外に突き出ない。果実が熟した際にはこの軸そのものが小穂を含んだ形で折れる。小穂は対をなして生じるが、その二形が著しい。 熱帯域から亜熱帯域では強壮な雑草であり、サトウキビなどには深刻な影響を与える場合がある。他方で、この植物体を用いて他の雑草の成長を抑制しようとする利用もある。 英名はItchgrassである。和名はアイアシに基づくものと思われるが、アイアシがヨシに似て、地下茎が横に走り、地上茎が細い竹状に伸びる姿になるのとはかけ離れており、放射状に太い花穂を出す姿とも似てはいない。むしろ、全体としてはウシノシッペイを太く大きくしたような姿の植物である。なお、ウシノシッペイはこの属に含められたことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツノアイアシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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