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ツノダシ
ツノダシ(角出、学名:''Zanclus cornutus'')は、スズキ目・ニザダイ亜目・ツノダシ科に分類される魚である。 本種のみでツノダシ科ツノダシ属を形成する。長く伸びた背びれが特徴であり、学名の“Zanclus”は「鎌」という意味で、この背びれの形状に由来する。 ==形態== 体は平たく体高が著しく高い。体色は白く尾部は黄色みがかっており、黒く太い横縞が2本ある。口吻は細長く、付け根は黒く縁取られた黄色、口唇は黒色。中に多くの長い剛毛のような歯が生えている。目は正面のやや高い位置に並んでついており、目の上に一対の角状の突起がある。背びれの第3棘が長くひも状に伸びている。成魚では体長が25cm程度になる。 チョウチョウウオ科のハタタテダイによく似ているが、口吻の形、目の位置、尾びれが黒いことなどで区別できる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツノダシ」の詳細全文を読む
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