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角目鳥
(n) horned puffin ===========================
ツノメドリ(角目鳥、学名:''Fratercula corniculata'')は、チドリ目ウミスズメ科に分類される海鳥である。 == 分布 == 北太平洋に分布する。 カムチャツカ半島からチュクチ半島、アラスカ西部、アリューシャン列島などのベーリング海沿岸や千島列島で繁殖し、冬期はやや南に移動する。〔高野伸二『カラー写真による 日本産鳥類図鑑』、東海大学出版会、1981年、302頁。〕 日本では繁殖せず、冬に北日本の海上で少数が観察される。 少ないが日本の夏期の観察例もある。北海道東部の大黒島や霧多布では、過去、夏羽のものが島の周辺を飛びまわり、崖の穴に入ったという観察例があり、また霧多布では1978年7月と、1980年7月に観察されている〔。繁殖期に北海道や北日本の航路でも観察されることがあり〔箕輪義隆『海鳥識別ハンドブック』、文一総合出版、2007年、76頁。〕、択捉島、色丹島での繁殖記録もある。〔桐原政志『日本の鳥 550 水辺の鳥 増補改訂版』、2009年、341頁。〕 同じツノメドリ属のニシツノメドリ (''Fratercula arctica'') は、大西洋北部で繁殖する。国の鳥ではないがアイスランドなどにおいて非常にポピュラーな種であり、周辺地域を含めての象徴的な存在でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツノメドリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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