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ツバクロザメ
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ツバクロザメ
ツバクロザメ はメジロザメ科に属するサメの一種。ツバクロザメ属唯一の現生種である。南米北東部の浅い海域に分布し、濁った水を好むが淡水は嫌う。全長1.5mで、尖った長く平たい吻、小さい眼、大きな胸鰭が特徴。 餌は小魚。胎生で雨季に繁殖し、産仔数2-8。人には無害。近年急激に減少しており、IUCNは保全状況を絶滅寸前としている。 ==分類==
1839年、ドイツの生物学者ヨハネス・ペーター・ミュラーとヤーコプ・ヘンレの著作''Systematische Beschreibung der Plagiostomen''の中で''Carcharias oxyrhynchus''として記載された。種小名''oxyrhynchus''は古代ギリシャ語''oxys''(尖った)、''rhynchos''(吻)に由来する。1862年、米国の魚類学者Theodore Gillは古代ギリシャ語''isos''(等しい)、''gomphos''(釘)、''odous''(歯)に由来する''Isogomphodon''属を創設した。だが、1950年にStewart Springerによって復活されるまで、これは''Carcharhinus''(メジロザメ属)のシノニムとされていた。ツバクロザメ属の化石種として、始新世中期(45Ma)の地層から ''Isogomphodon acuarius'' が発見されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツバクロザメ」の詳細全文を読む
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