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ツボスミレ
ツボスミレは、スミレ科の多年草。ごく小型で、長く茎を出し、白い花をつける。 == 特徴 == ツボスミレ ''Viola verecunda'' A. Gray は、スミレ科スミレ属の植物。ニョイスミレとも呼ばれる。全体に小柄で、茎はよく伸びて往々にして地表を這い、花はあまり高く出ないので、あまり目立たない植物である。 地下茎はごく短く、地上に根出葉と複数の茎を伸ばす。茎は斜めに伸びるか横に這い、間を空けて葉をつける。草丈は5-25cmほど。葉は丸っこく、基部は深く心形になるので、全体としてはきれいなハート形の葉である。葉柄は根出葉では長く、茎葉では短い。葉は柔らかく、緑色でつやがなく、無毛。葉の縁には粗くて背の低い鋸歯がある。 花は匍匐する茎の葉腋から出て、花柄は立ち上がり、葉より少し上に出て花をつける。花色は白で、上弁は反り返る。花弁には基部に向けて紫の筋が入る。紫の筋の濃さには差があり、場合によっては花全体が紫を帯びる。花弁はやや細め。距は丸くて短い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツボスミレ」の詳細全文を読む
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