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ツマグロ : ウィキペディア日本語版
ツマグロ

ツマグロメジロザメ属に属するサメの一種。インド太平洋熱帯域のサンゴ礁で最も豊富なサメの一つで、主に浅瀬に生息する。鰭の先端に黒い模様を持つことが特徴である。全長1.6m程度になる。
縄張りは狭く、あまり移動しない。活動的な捕食者で、主に小さな硬骨魚を捕食する。胎生で、産仔数は2-5。繁殖サイクルは半年、1年、2年と地域によってばらつく。妊娠期間は7-11ヶ月。幼体は大きな群れを作り、成体より浅い場所で生活する。
臆病だが、餌と間違えて浅瀬を歩く人を攻撃した例がある。食用とされるが重要種ではない。乱獲により個体数が減少しており、IUCN保全状況準絶滅危惧としている。
== 分類 ==

フランスの博物学者Jean René Constant Quoyジョセフ・ポール・ガイマールによって、1817–1820年のコルベット、ウラニー号の探検航海で記載された。1824年、この報告はルイ・ド・フレシネによる13巻の航海報告 ''Voyage autour du monde...sur les corvettes de S.M. l'Uranie et la Physicienne'' の一部として発表された。タイプ標本は59cmの雄の幼体で、ワイゲオ島で採集されたものである〔。この時に付けられた学名は ''Carcharias melanopterus'' で、種小名はギリシャ語の''melas''(黒)・''pteron''(鰭)に由来し、鰭の明瞭な黒い模様に因んだものである。
その後、本種は''Carcharhinus'' 属に移された。1965年には、動物命名法国際審議会によってこの属のタイプ種として指定されている。古い資料は本種の学名を''C. spallanzani'' としていることがあるが、これは現在は ホウライザメ (''C. sorrah'') のシノニムとされている〔。他の英名としてblackfin reef shark・black-finned shark・blacktip shark・reef blacktip shark・gulimanなどがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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