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ツルアダン属 ''Freycinetia'' Gaudich. は、タコノキ科の属の一つで、蔓性になるものである。茎は細長く伸び、気根を出して樹木などに這い登る。 葉は細長く、先端に束状に集まり、三列をなす。葉の基部は鞘状になる。花は雌雄同株で、茎の先端に複数の肉穂花序がでて、その基部には仏炎苞がつく。 世界で100種以上があり、熱帯アジアからポリネシアを中心に分布し、特にニューギニアで種類が多い。日本では八重山諸島と小笠原諸島に一種、八重山にもう一種が分布している。いずれもより南に分布する種の北限である。 *''F. formosana'' ツルアダン *''F. williamsii'' ヒメツルアダン == 参考文献 == *佐竹義輔他編、『日本の野生植物 木本 II』(新装版)、(1999)、平凡社 *初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』,(1975),沖縄生物教育研究会 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツルアダン属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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