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ツルドクダミ
ツルドクダミ(''Polygonum multiflorum'')は中国原産のタデ科のつる性多年草。葉は心臓形でドクダミに似る。花は単性、白く円錐花序をなして秋に咲く。地下に塊根があり、漢方薬で何首烏(カシュウ)と称される。 もともと漢方薬として栽培されたものが一部で野生化している。東京都心部でも見られるが、これも大名屋敷などで栽培されたのが逸出したものといわれている。 == 何首烏 == ツルドクダミの塊根を生薬として何首烏と呼ぶ。古くから強壮剤として利用され、また、烏のように髪を黒くする作用があることから「烏」の文字がつけられている。生何首烏は潤腸、瀉下および消炎の作用が強く、熱加工した製何首烏は肝腎補益の作用が強い。 なお、何首烏を鉄器で調理したり動物の血に晒すなど鉄分を加えることや、ネギやニンニクを共に食することは禁忌とされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツルドクダミ」の詳細全文を読む
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