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ツルニンジン
ツルニンジン(蔓人参、''Codonopsis lanceolata'')はキキョウ科の蔓性多年草。東アジア一帯の森林に生育する。別名はジイソブ(爺のそばかすの意)といい、これは類似種バアソブ(婆のそばかすの意で、花冠にある斑点による)に似てより大きいことによる。 ==性質== 根は同科のキキョウやツリガネニンジンと同様に太く、オタネニンジン(高麗人参)に似るということで名がある。春に茎を出し、他物に巻きつきながらのびる。茎や根を切ると乳液が出る。夏から秋にかけ側枝の先に花をつけ、下向きに開く。萼片は大きく、花冠は釣鐘状で、外側は白く内側は部分的に赤紫色に色づく。子房下位で、果実は萼片のついたさく果となる。 ツルニンジン属は55種ほどあり、中国を中心に東アジア一帯に分布する。日本には他にバアソブがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツルニンジン」の詳細全文を読む
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