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ツヴィッカウ交響曲(ツヴィッカウこうきょうきょく)は、ロベルト・シューマンが作曲に着手し、第2楽章までを完成させながら、全曲を完成しなかった交響曲である。1841年に完成した交響曲第1番 以降に番号が付けられているため、作曲者自身は「交響曲」以上の曲名を与えていないが、通称として「ツヴィッカウ交響曲」あるいは「交響曲ト短調」と呼ばれる(作品番号も与えられていない)。ツヴィッカウは、シューマンが生まれた地であるとともに、この曲の初演が行われた地である。 == 経緯 == 若き日のシューマンが、初めて交響曲の作曲に挑んだのが、この曲であるとされる。 作曲は1832年に着手され、第1楽章のみをまず完成させた。1832年にツヴィッカウにて、クララ・ヴィークのピアノ演奏会があり、このときにこの第1楽章が初演された。しかし、当時既にピアニストとして名声を博していたクララの陰に隠れ、全く評判にならなかった(初稿)。 それから翌年にかけて、この楽章の改訂が繰り返されるとともに、第2楽章の作曲が行われたが、第3楽章以降の作曲は行われず、交響曲が完成されることはなかった。作曲家としてのシューマンは以後、1840年頃までピアノ曲の作曲に専念してしまうこととなった。その後、交響曲・管弦楽曲の作曲に次々と手を染めるようになったが、この未完成の交響曲が作曲者によって顧みられることはなかった。 シューマン自身は最終的に3楽章構成で全交響曲を完結させる構想を持っており、この時期に作曲されたピアノ曲の一部から素材を用いて作曲するプランがあった、との話も伝わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ツヴィッカウ交響曲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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