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テアトルサンク(Theatre Cinq)は、福井県福井市中央にて有限会社伊井興業が経営・運営している映画館。 == 歴史 == 1928年(昭和3年)、現在の福井市中央1丁目にて「福井松竹座」がオープンしたのが始まり。福井県内初の百貨店である「だるまや」(現在の西武福井店)と同じ年の開業だった。 同館が開業して間もない1932年(昭和7年)の時点では、福井市内の映画館は松竹座の他、大衆館(現在の福井シネマ)、中央館、福井劇場の3館しかなかった。戦後は、戦前からの松竹座と大衆館の他、1950年(昭和25年)に橋南劇場、1953年(昭和28年)にメトロ劇場が設立。また、同じ伊井興業が運営する福井日活劇場〔や、福井東宝、福井国際劇場、中央劇場といった映画館が1957年(昭和32年)までにオープンしている。 伊井興業は上記の松竹座と日活劇場の他、「テアトル福井」「福井スカラ座」「福井ピカデリー」と5館を運営していた〔。1990年代の時点では松竹座、テアトル福井、シネマプラザの3スクリーンだったが、1999年(平成11年)12月17日、改装により現在の5スクリーンの映画館にリニューアル。館名を「テアトルサンク」に改称。これ以降は洋画の大作・話題作のみならず、小規模系で封切られる映画も上映するようになる。 2007年(平成19年)3月1日、同県の映画館としては初となるクレジット決済サービス「iD」を導入〔。この年は6月9日から6月29日まで『電撃文庫ムービーフェスティバル』が上映されたほか、9月21日には、福井市美術館で行われた『安彦良和原画展』と連動したイベントとして、安彦と古谷徹による対談会が開催されている。 2009年(平成21年)12月23日封切の『アバター』から3Dデジタルシネマシステム(RealD)を導入〔。その流れに乗って2011年(平成23年)秋から、全スクリーンがDLP上映へと移行された〔。 == 座席数 == スクリーン1・2・3はテアトルビル内、スクリーン4・5はアップルビル内にある。 スクリーン1・2はテアトルビル2階(階段で)、スクリーン3はテアトルビル3階(エレベーターで)、スクリーン4はアップルビル4階(エレベーターで)、スクリーン5はアップルビル5階(エレベーターで)にある。 * スクリーン1(赤):592席 * スクリーン2(緑):160席 * スクリーン3(黄色):207席 * スクリーン4(青):285席 * スクリーン5(オレンジ):241席 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テアトルサンク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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