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『ティガー・ムービー プーさんの贈りもの』(原題:''The Tigger Movie'')は、『くまのプーさん』シリーズの長編映画として、日本語吹き替え版が2000年7月15日に劇場公開されたディズニーのアニメ映画である。プーさんシリーズの中でも、初めてトラのティガーを主人公に設定した作品。「プーさんの贈りもの」は日本語独自の副題で、英語にはない。上映時間は約77分。 もともとは米国で2000年2月11日にリリースされた。 ティガーのことを思っている、カンガルーの子供「ルー」がそれまでにない大活躍をする。オリジナルの『クマのプーさん』童話では、ティガー(トラー)は最も登場が遅く、カンガルーの家に住むことになっているので、最初からティガーとルーは“兄弟同然”の関係になっているが、ディズニー・アニメのプーさんシリーズではこの関係が初めて本格的に描写される。プーさんは初めて脇役に回るが、やはり親友のピグレットと一緒に行動している。また本作では過去の作品に比べ、ティガーの事を快く思わず、ラビットやピグレットとともに「みんな、ティガーじゃないから」と彼に絶交するなどプーらしくない一面も見せた。普段からティガーのとびはねる癖を好まないラビットが、いくらか悪役の雰囲気を帯びている。(地リスのゴーファーはこの作品には登場しない。) なお、この作品がくまのプーさんシリーズでは最後のセル画による作品となっている。 == 概要 == 「100エーカーの森」一番のお調子者、ティガーが“家族”を探しに出かける物語。開始部分でティガーとナレーターが会話し、ティガーが物語の表題“Winnie the Pooh”を壊して“The Tigger Movie”と変える場面から始まる。場面は晩秋に設定されている。ティガーの持ち歌「ワンダフル・シング・アバウト・ティガー」をラップ音楽調で歌いながら、プーさん、ピグレット、カンガの家へいつもの調子で飛び込んで行くが、皆は冬越しの準備に忙しい。ある日、みんなのためにとっておきのジャンプを披露するも裏目に出てしまい、ついに森の皆から「もう君とは付き合えない」と絶交されてしまい、ティガーはがっかりする。家に帰ると空っぽのハート形のロケットを発見し、自分にも家族がいるんだとオウルに相談すると家族の木の話を聞き、どこかに自分の家族の木があるに違いないと自分と対等な存在としての“家族”探し続ける。ティガーを誰よりも慕う小さな友達であるルーは仲間達を説得し、「家族からの手紙」をはじめとして、森の仲間たちが考えたアイデアはことごとく裏目に出てしまい、最後に家族のフリをして喜ばせようとするもこの前の迷惑をかけたことの仕返しとしてからかったと勘違いして家族の木を探しに真冬の吹雪の中へティガーが出て行ってしまう。仲間たちは心配してティガーを探しに行き、ティガーの手から吹き飛んだ「家族からの手紙」がルーのところへ…。後に森の仲間達こそが自分が捜し求めていた家族であることに気付き、仲間達と和解したティガーは家族のためにパーティとプレゼントを用意し、ティガーが大事に持っていたハート形のロケットは「大好きな弟」ルーに贈られ、そこには仲間全員の写真が入れられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティガー・ムービー プーさんの贈りもの」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Tigger Movie 」があります。 スポンサード リンク
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