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ティク・ナット・ハン(Thich Nhat Hanh 釈一行、1926年10月11日 - )は、ベトナム出身の禅僧・平和運動家・詩人。 ダライ・ラマ14世と並んで、20世紀から平和活動に従事する代表的な仏教者であり、行動する仏教または社会参画仏教(Engaged Buddhism)の命名者でもある。アメリカとフランスを中心に、仏教及びマインドフルネスの普及活動を行なっている。 == 略歴 == 1926年にフエに誕生。1942年に、同地の慈孝寺にて出家。 ベトナム戦争中は、戦禍をくぐりながら、どちらの側にも立たず、非暴力に徹した社会活動を推進し、「社会奉仕青年学校」などの学校や病院を設立し、孤児たちの社会的支援や、死体の回収などを行なった。 。キング牧師の推薦により、1967年度のノーベル平和賞の候補となる。1973年のパリ平和会議ではベトナム仏教徒主席代表を務めた。1982年に南フランスにプラム・ヴィレッジ(Plum Village Midnfulness Practice Center)を設立。社会的活動を継続するとともに、その教えにひかれて集まる多くの人々への瞑想指導を始める〔『サンガジャパン Vol.17』 サンガ、2014年5月 p.322〕。彼の精神的指導のもと、プラム・ヴィレッジは小規模な地方の農場から、西洋で最も大きく活動的な仏教僧院へと成長した。 1995年4月に来日〔Thich Nhat Hanh 1996 BODHI PRESS.〕し、約20日間、日本各地でリトリート、瞑想会、講演会を行う〔仏教を現代に蘇生させる人 ーティク・ナット・ハン師の印象ー 北米・パイオニァバレー禅堂主任開教師 藤田一照 - SOTO禅インターナショナル会報 第5号 1995年7月15日〕。 2003年、2011年には、アメリカの連邦議会にて瞑想を指導。2006年にはパリのユネスコ本部で、暴力、戦争、地球温暖化の悪循環を解消するための具体的手段を要請する演説を行う。2007年、ハノイにてユネスコ主催の国際ウェーサカ祭に基調講演者として招かれる。2008年10月、インド国会にて開会の辞を述べる。2009年、メルボルンの万国宗教会議で講演。2012年、ウェストミンスターの英国議会及びストーモントの北アイルランド議会に招かれ、慈悲と非暴力のメッセージを伝えた。2011年、カリノフォルニアのGoogle本社で1日マインドフルネスによるリトリートの指導を行う。 2014年11月、ティク・ナット・ハンは、フランスにて重篤な脳出血で倒れ昏睡状態に陥るが、翌年初めには少しずつ意識を取り戻す。言語に障害が残るも奇跡的な回復を見せ、2015年4月にはプラムヴィレッジに帰還。現在は、訪問医の指導と弟子たちによる24時間体制のケアの元、リハビリに励んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティク・ナット・ハン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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