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ティテュオス : ミニ英和和英辞書
ティテュオス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ティテュオス : ウィキペディア日本語版
ティテュオス

ティテュオス()は、ギリシア神話に登場する巨人である。女神レートーに対する狼藉のために冥府で罰を受けているとされ、その様子が英雄オデュッセウスによって目撃されている〔『オデュッセイア』11巻576~579。〕。
ティテュオスはオルコメノス(あるいはミニュアース)の娘エラレーゼウスの子。あるいは大地母神ガイアの子。娘のエウローペー海神ポセイドーンとの間にエウペーモスアルゴナウタイの1人)を生んだ。
ティテュオスは母エラレーの胎内にいたころから巨大な身体の持主で、ゼウスはヘーラーを恐れてエラレーを大地の下に隠し、ティテュオスのみを大地の中から出した〔アポロドーロス、1巻4・1。〕。
一説にティテュオスはヘーラーの命令で、ゼウスの子を身ごもったまま大地を放浪するレートーを襲ったが、ゼウスのに撃たれて死んだ〔ヒュギーヌス、55。〕。
しかしより一般的な話では、ティテュオスはデルポイに向かうレートーの姿に欲情し、無理やりレートーの手を引いたが、レートーはアポローンアルテミスに助けを求めたので、ティテュオスは両神の矢によって射殺された。しかし彼を殺したのはアルテミスであるとも、少年神アポローンであるともいわれる。
この行為によってティテュオスは冥府で罰を受けており、身動きできず、巨大な身体を横たえ、2羽のハゲタカがティテュオスの肝臓を喰らっているとされる。ヒュギーヌスによると、彼の肝臓を喰らっているのは1匹ので、が昇ると肝臓は再生するので〔ヒュギーヌス、55。〕、罰が永遠に続くという。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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