翻訳と辞書
Words near each other
・ ティト・オケロ
・ ティト・オーティズ
・ ティト・サンタナ
・ ティト・ジャクソン
・ ティト・ビラノバ
・ ティト・プエンテ
・ ティトー
・ ティトー・オケロ
・ ティトー・ペトコフスキ
・ ティト帝の慈悲
ティドレ島
・ ティナ
・ ティナリウェン
・ ティナ・アリーナ
・ ティナ・アリーナの作品
・ ティナ・オーモン
・ ティナ・ガラベディアン
・ ティナ・ゴーラン
・ ティナ・シュタージンガー
・ ティナ・シーリグ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ティドレ島 : ウィキペディア日本語版
ティドレ島[てぃどれとう]

ティドレ島(ティドレとう、)はインドネシアモルッカ諸島にあるハルマヘラ島の西海岸沖合10kmにあり、面積は1,550km²。人口は78,617人(2003年)。
== 歴史 ==
ティドレ島のスルタンは、南部ハルマヘラ島のほとんどを支配していた。同時にブル島アンボン島などの数多くの列島、ニューギニア島の海岸などを支配していた。 ティドレ人は16世紀にスペインと緩やかな同盟を結んでいて、島には数多くのスペインのがあった。ティドレ人とスペイン人の間には相互不信があったが、ティドレ人にとってスペインの存在は、オランダの侵略に抵抗するのに役立った。
スペインがティドレ島及びテルナテ島から撤退する前の1663年、ティドレ島はオランダ東インド会社の支配に抵抗しつつ、この地域での独立した王国のひとつであった。 特にスルタンSaifuddinの下で、ティドレ法廷は、オランダにティドレ周辺との伝統的な結びつきを強めるための貢物として香辛料を支払わせるといった手腕を発揮していた。 その結果、Saifuddinは多くの住民に尊敬され、テルナテ島が頻繁に行っていたような王国を統治するためにオランダの軍隊の力を利用することは、ほとんど必要としなかった。
度重なるオランダの干渉にもかかわらず、18世紀後半まで、ティドレは独立した王国を維持した。テルナテ島と同様に、ティドレ島はオランダの香辛料根絶計画 (extirpatie) をこの地域で進めることを許してしまった。 このプログラムは、香辛料の生産を少ない土地に制限し、オランダの香辛料の独占を強化する狙いがあり、結果としてティドレ島は貧しくなり周辺地域への支配力も弱められた。
1980年9月に隣のテルナテ島ガマラマ山で大きな噴火があり、3万人がこの島に避難した。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ティドレ島」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.