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ティナ・ターナー : ミニ英和和英辞書
ティナ・ターナー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ティナ・ターナー : ウィキペディア日本語版
ティナ・ターナー[ちょうおん]

ティナ・ターナーTina Turner、本名アンナ・メイ・ブロック・バーク、Anna Mae Bullock- Bach、1939年11月26日-)は、女性歌手ダンサー女優。著作も著している。彼女の芸歴は50年以上に及び、幅広い層のファンに認められており、多くの受賞歴を持つ。アメリカ合衆国南部に生まれ南部で育ち、現在はスイス市民権を持っている。
== 概要 ==
ターナーのミュージシャンとしての経歴は1950年代半ばに始まる。最初は、アイク・ターナーキング・オヴ・リズムの看板歌手としてのデビューだった。最初の録音は1958年に「リトル・アン」の名義で行われている。ティナ・ターナーとして初めて舞台に立ったのは、1960年、アイク・アンド・ティナ・ターナー・レヴューの一員として活動を始めた時である。デュオの名義で売り出した一連の曲がヒットとなり、キャリア上意義ある成功を収めている。その曲は、「ア・フール・イン・ラヴ」(1960)、「リヴァー・ディープ-マウンテン・ハイ」(1966)、「プラウド・メアリー」(1971)、「ナットブッシュ・シティ・リミッツ」(1973)といったもので、いずれもティナ・ターナーが自分で作曲したものである。彼女は自叙伝の中で、1976年にアイクと別れ1978年に離婚が成立する以前には、アイクのひどい家庭内暴力によって苦しめられたことを、いくつか具体例を挙げて明かしている。バプティスト派の信徒として育てられたが、1971年からは仏教徒としての生き方も採り入れるようになり、仏教を信じて「南無妙法蓮華経」のお題目を唱え、辛い時期を乗り越えてきたのである。
アイク・ターナーと離婚した後、ティナ・ターナーは公演を積み重ねて自らの経歴を改めて作り直してきた。ソロ・アーティストとして音楽チャートに衝撃を与えようとまずは頑張っていたのである。1980年代の初期にターナーはヒットを再び連発し、カムバックを果たす。1983年、シングル「レッツ・ステイ・トゥゲザー」から始まって、1984年には5枚目のソロ・アルバムである「プライヴェト・ダンサー」を発売、世界中で成功を収める。このアルバムの収録曲の中で一番売れた曲「愛の魔力(ホワッツ・ラヴ・ゴット・トゥ・ドゥ・ウィズ・イット)」は、後にターナーの自叙伝に基づいて創られた自伝的映画のタイトルにもなった。音楽面での経歴に加えて、ティナ・ターナーは女優としても成功を収めている。1975年のロック・ミュージカル「トミー」を始め、1985年メル・ギブソンとともに主演を務めている超大作映画「マッドマックス/サンダードーム」、そして顔見せ役で登場する1993年の「ラスト・アクション・ヒーロー」などが挙げられる。
世界中で最も人気のある芸能人の一人として、彼女は「ロックンロールの女王」とも呼ばれている〔"Tina Turner Covers Vogue Germany" Billboard Magazine〕 。ティナ・ターナーは、「最も成功した女性ロック・アーティスト」と呼ばれてきた。8度のグラミー賞に輝き、歴史上の他のどのソロ・ミュージシャンよりも多くのコンサート・チケットを売り上げてきた。ターナーの全世界でのアルバムとシングルの売り上げ枚数は、総計でおよそ2億枚を数える。ステージ上でのその精力的な演技と力強い歌声、そして彼女の経歴の長さは非常に有名である〔。2008年にはなかば引退していた状態から再びカムバックして、「ティナ・ターナー50周年記念ツアー」を行っている。2008年から2009年にかけて、ティナ・ターナーのツアーは、最もチケットの値段が高いショーのひとつとして知られることになった。ローリング・ストーン誌は、「時代を超えて偉大であり続けるアーティスト100人」のうちの63番目に彼女をランク入りさせている〔"100 Greatest Artists of All Time" Rolling Stone〕。なお、ティナ・ターナーは、1991年にはロックの殿堂入りを果たしている。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第17位。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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