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『ティンデル聖書注解』(ティンデルせいしょちゅうかい、''Tyndale New Testament Commentary'')は、イギリス、ケンブリッジのティンダルハウス聖書学研究所(Tyndale House)に所属する、各国の福音派の学者たちによって執筆された注解書。 欽定訳聖書(KJV)をベースに執筆したものを、改訂標準訳聖書(RSV)や新国際訳聖書(NIV)に基づいて改訂したシリーズである。レオン・モリスが全体の監修をしている。 旧約版の刊行は1964年、デレク・キドナーの『箴言』に始まり、1999年に『イザヤ書』で完成した。 いのちのことば社の創立55周年記念事業として、2003年から2014年にかけて同社によって日本語訳が刊行された。日本語版の監修者は遠藤嘉信、富井悠夫、鞭木由行、山口昇である。聖書本文は新改訳聖書第3版を使用している。 == 各書 == *デレク・キドナー著、遠藤嘉信、鈴木英昭共訳『創世記』 *R・アラン・コール著、富井悠夫訳『出エジプト記』 *R・K・ハリソン著、井上誠訳『レビ記』 *ゴードン・J・ウェナム著、山口昇訳『民数記』 *J・A・トンプソン著、小山田格訳『申命記』 *リチャード・S・ヘス著、金森宏之訳『ヨシュア記』 *アーサー・E・カンダル、レオン・モリス著、佐々木哲夫、岡田初枝訳『士師記、ルツ記』 *マイケル・A・イートン著、熊谷徹『伝道者の書』 *ロイド・カー著、島先克臣訳『雅歌』 *ジョイス・G・ボールドウィン著、吉本牧人訳『サムエル記』 *マーティン・J・セルマン著、坂口文雄訳『歴代誌第1』 *アレック・モティア著、鍋谷堯爾、橘内明裕訳、『イザヤ書』 *R・K・ハリソン著、富井悠夫訳『エレミヤ書、哀歌』 *ジョン・B・テーラー著、関野祐二訳、『エゼキエル書』 *デイヴィッド・W・ベーカー、デズモンド・アレクサンダー、ブルース・K・ウォルトキー、清水武夫訳『オバデヤ書、ヨナ書、ミカ書』 *デイヴッド・W・ベーカー、山口勝政訳『ナホム書、ハバクク書、ゼパニヤ書』 *ジョイス・G・ボールドウィン、山口勝政訳『ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書』 *アラン・コール著、山口昇訳、『マルコの福音書』 *タスカー著、小林高徳訳『ヨハネの福音書』 *ハワード・マーシャル著、富田雄治著、『使徒の働き』 *レオン・モリス著、村井優人訳『コリント人への手紙第1』 *コリン・クルーズ著、橋本昭夫訳、『コリント人への手紙第2』 *フランシス・フォールケス著、鈴木茂訳、『エペソ人への手紙』 *レオン・モリス著、村瀬俊夫訳『テサロニケ人への手紙』 *ドナルド・ガスリー著、村井優人訳『テモテへの手紙、テトスへの手紙』 *ドナルド・ガスリー著、小杉克己訳『ヘブル人への手紙』 *レオン・モリス著、岡山英雄訳『ヨハネの黙示録』2004年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ティンデル聖書注解」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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