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テイエムジャンボとは日本の競走馬である。おもな勝ち鞍は1996年京都金杯・京都記念。近親にラフオンテースがいるほか、半兄に1983年・1984年阪神大賞典優勝馬シンブラウン(父ボールドラッド)と1987年京都記念優勝馬シンチェスト(父タイテエム)がいる。 == 戦績 == 1994年1月に阪神競馬場でデビュー。3戦したのち疲労のため半年の放牧休養を経て、帰厩後も人気にはなるものの取りこぼす内容を続ける。9月以降間隔を詰め出走し、初勝利は10月、7戦目となる福島競馬場の未勝利戦にて記録。さらに同地で特別戦1勝を加えるが、脚部不安を発症したためふたたび休養に入る。 翌1995年、900万円以下条件戦を連勝、格上挑戦ながら小倉記念では上がり馬として評価を受け単勝1番人気に推され、3着と成績を残す。ここまで逃げ一辺倒でレースを進めてきたが、以後は昇級に伴う相手強化を考慮され道中抑え目でレースを進められる。これが功を奏し昇級の壁に阻まれることなく12月にオープン入り、さらに1996年も中盤控えて最後の瞬発力で差す競馬で京都金杯、京都記念と重賞2連勝を達成。特に京都記念は最後の直線でダンスパートナーを一方的に3馬身半突き放す圧勝ぶりから、天皇賞(春)の有力馬の一員に名を連ねた。 しかしその天皇賞(春)ではスタート直後から折り合いを欠いたまま15着と惨敗。さらに適距離に戻った金鯱賞、小倉記念でも人気を裏切り敗戦。休養後も以前の活躍ぶりは取り戻せず、1997年6月に引退となる。 引退後は生まれ故郷の宮内牧場にて種牡馬として繋養されているが、特筆すべき産駒は輩出されていない。なお同馬は布施正調教師引退のため、1997年3月より義理の息子である岩元市三厩舎に転厩となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テイエムジャンボ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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