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Teide 1は、1995年に初めて褐色矮星であることが確認された天体である。地球から約400光年離れたプレアデス星団に位置する。 視等級は17.76と暗く、大きな望遠鏡を用いないと見ることができない。絶対等級(天体が10パーセクの距離にあった時の明るさ)は12.38で、120パーセクの距離にある時より140倍も明るい。 この天体は惑星よりも重い(55 ± 15木星質量)が〔、恒星よりも軽い(0.052太陽質量)。半径は木星程度(太陽半径の10分の1)で、表面温度は2,600 ± 150 Kと太陽の約半分である〔。光度は太陽の0.1%で、太陽の4時間分を放射するのに6ヵ月を要する。年齢は、太陽の46億歳と比べて、わずか1億2000万歳である。 核内の温度はリチウムの核融合には十分だが、太陽のように水素の核融合を行う温度には満たない。 ==出典== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Teide 1」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Teide 1 」があります。 スポンサード リンク
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