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テイデ(Teide)もしくはピコ・デル・テイデ(Pico del Teide)は、カナリア諸島のテネリフェ島にある、スペイン領内最高峰に当たる火山。テイデ山とその周辺は、「テイデ国立公園」(Parque nacional del Teide)という面積18900ヘクタール あまりを持つ国立公園になっており、2007年にはユネスコの世界遺産に登録された。 海抜の標高は3718メートルで、近海の海底からの高さはおよそ7500メートルであり、スペイン領内最高峰であるとともに、大西洋の島にある山としても最高峰である〔Smithsonian Institution Global Volcanism Program: Tenerife 。注記 : 現在の標高は三角測量点や他の付随的水準点のある標高3715メートルよりも3メートル高くなっている。〕。テネリフェ島それ自体が地球で第三位の規模を持つ火山になっていることから、テネリフェ島は世界第三位の火山島でもある、また、テネリフェは標高も火山島として世界第三位になっている〔Scarth, Alwyn; Tanguy, Jean-Claude (2001). Volcanoes of Europe. Oxford University Press, 243 pp. ISBN 0-19-521754-3〕〔 :en:List of islands by highest pointによれば、マウイ島、ロス島、ロンボク島に次ぐ第四位である〕。 噴火を繰り返してきた歴史と人口密集地に近いことから、国際火山学地球内部化学会によって、テイデ山は将来起こりうる自然災害に備えるための緊密な研究が要請される特定16火山(Decade Volcanoes) のひとつに指定されている。 ==語源== テイデという名前は、グアンチェ族の言葉で「地獄」を意味する「エチェイデ」(Echeide)に由来する。実際、現地民にとっては、テイデ山周辺は禁忌の場所と見なされてきた。神話によれば Guayota という名前の悪魔がここに住んでいた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テイデ山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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