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テチチ(英:Techichi)とは、南米大陸を原産とする絶滅した小型の食用犬種である。 一般的には世界各地で人気の愛玩犬種であるチワワの先祖として知れ渡っている。 == 歴史 == 太古の昔から南米のインディアンやインディオによって飼育されていた。主に食用犬として飼われていたとされ、種犬と雌犬以外は全て去勢され、穀物系のえさを与えられて肥育された。テチチはインディアンにとっては一般的な食料だったらしくさまざまな調理法があったが、スペインから来た探険家や調査団によってほとんどが食べつくされ、激減してしまった。だが遺跡等から、食用ないしは積極的に生贄にされた犬の骨などは見つかっていない。 チワワの先祖となった犬はメキシコのチワワ州に生存していたテチチの最期の末裔たちである、とする説がある。個体数が非常に少なく、近親交配による犬質の悪化の危険性が大きかったため、純血種繁殖は断念され、代わりに愛玩犬としてその血統を受け継いだ犬種を作ることになった。これによってテチチは完全に消滅してしまったが、それに変わってより小型の犬種であるチワワが誕生した、とされている。 現在でも中米、北米のスムースコートチワワの多くは、耳が大きく、脚が長く、伝えられるテチチ像に近い姿をしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テチチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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