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テッポウエビ科 : ウィキペディア日本語版
テッポウエビ科[てっぽうえびか]

テッポウエビ科(テッポウエビか、学名:Alpheidae)は、エビの分類群の1つ。テッポウエビの他セジロムラサキエビムラサキヤドリエビなど、小型の底生エビを多数含む〔三宅貞祥,1982.『原色日本大型甲殻類図鑑』(I), 保育社. ISBN 4586300620〕〔武田正倫ほか, 1999. 『学生版 日本動物図鑑』. 内田亨監修, 北隆館 ISBN 4832600427〕〔小林安雅, 2000. 『ヤマケイポケットガイド16 海辺の生き物』. 武田正倫監修, 山と渓谷社. ISBN 4635062260〕〔武田正倫ほか,2006.『新装版山渓フィールドブックス3 海辺の生きもの』奥谷喬司編著・楚山勇写真 山と溪谷社. ISBN 4635060608〕〔武田正倫ほか,2006.『新装版山渓フィールドブックス4 サンゴ礁の生きもの』奥谷喬司編著・楚山勇写真 山と溪谷社. ISBN 4635060616〕〔三浦知之, 2007.『干潟の生きもの図鑑』, 南方新社. ISBN 9784861241390〕。

==概説==
熱帯域を中心に多数の種が知られる。全ての種類が生で、汽水域マングローブ干潟タイドプール藻場サンゴ礁など浅い海で種分化が進んだグループである〔〔〔〔〔〔。
成体の大きさはどれも数mm-数cmほどで、大型のテッポウエビは鋏を含めると10cmを超えるが、1-2cm程度の小型種の方が多い。
5対10本の歩脚のうち、前の2対が鉗脚に変化している。一番前の第一歩脚は太く発達し、左右で大きさや形が異なるものが多い。テッポウエビ属 ''Alpheus''、ツノテッポウエビ属 ''Synalipheus'' など4属では大きな方の鋏をかち合わせ「パチン」という破裂音を出す行動が知られる。このときに生じるジェット水流によって、巣穴への侵入者や同種他個体を威嚇すると考えられる。また、セジロムラサキエビなどのムラサキエビ属 ''Athanas'' では、第一歩脚を内側へ二つ折りにし、「を前に突き出した」ような状態で行動する。第二歩脚は他の歩脚に比べても細長く、小さな餌をつかむ時などに用いられる。後ろ3対の歩脚にははさみがなく、専ら歩行に用いられるが、体や第一歩脚に比べて細くて平たく、あまり頑丈ではない〔〔〔〔〔〔。
体は太い円筒形で、目立つ棘や毛もなく滑らかである。触角は他のエビと同様に長いが、複眼眼柄、額角はあまり発達せず退化傾向を示す。中には頭胸甲が複眼背面を覆い、視界が前方の狭い範囲のみに限定された種類もいる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テッポウエビ科」の詳細全文を読む




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