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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テディ・リネール(、1989年4月7日 - )は、フランスの男子柔道家。2007年の世界選手権で史上最年少での世界王者となった。2007年より世界選手権8大会連続優勝、100kg超級7連覇中(2015年8月現在)。身長204cm、体重129kg〔Teddy Riner Biography and Olympic Results 〕〔profile 〕。愛称はテディ・ベア〔【頂上対決(3)】石井VSリネール(柔道男子100キロ超級) 産経新聞 2008年8月4日〕。得意技は大外刈、内股、隅返〔【頂上対決(3)】石井VSリネール(柔道男子100キロ超級) 産経新聞 2008年8月4日〕。現在はルヴァロワSCに所属している〔Levallois Sporting Club LES ATHLETES DU LSC 〕。 == 経歴 == リネールはフランスの海外県であるグアドループで生まれ、その後フランスに移って5歳の時に柔道を始めた。その他にも陸上競技、水泳、ゴルフ、バスケットボール、サッカー、スカッシュなど多くのスポーツを体験した。柔道の大会に参加できる年齢になって勝利を重ねていくうちに、他の競技をやめて柔道に専念するようになった。少年時代のリネールは日本の重量級選手の試合を沢山見て影響を受けたということもあって、日本の柔道スタイルが気に入っていたという。この当時、リネールにとって最高の柔道家は野村忠宏と井上康生だった〔Judo French phenomenon Riner eyes record feat ユーロスポーツ 2010年9月6日〕〔Road to Rio: Teddy Riner, Flight: FR2014 - BR2016 〕。14歳になるとフランスの指定強化選手に選ばれ、2007年の世界選手権では憧れの存在だった井上を返し技の効果ポイントで破る〔(超人列伝〉柔道 リネール 戦い探求、若きわんぱくグマ 朝日新聞 2008年8月7日〕〔[宿敵](2)怪力脅威 若き英雄 読売新聞 2008年7月16日〕などして、男子では史上最年少となる18歳5ヶ月で優勝を果たした〔。 2008年のフランス国際柔道大会では準決勝で井上と再戦、効果1つの差で勝利し〔康生は準決勝でリネールに敗れる 日刊スポーツ 2008年2月10日〕、決勝戦も制し優勝を果たした。同年の北京オリンピックでは優勝候補の筆頭に挙げられていたものの、準決勝でウズベキスタンのアブドゥロ・タングリエフを攻めきれず、ゴールデンスコアに入ってから指導を与えられて敗戦、敗者復活戦に回った末に銅メダルを獲得した〔〔19歳リネール「やはり攻めないと」/柔道 サンケイスポーツ 2008年8月15日〕。 2007年より2010年まで世界選手権4大会連続優勝を果たした〔。2階級制覇を目指した2010年世界選手権の無差別級決勝では、新鋭の上川大樹に1指導を与えたものの1-2の判定負け、銀メダルに終わった。判定に不満のリネールは礼をしないまま畳を去り〔リネール、上川の金「納得いかない」/世界柔道 〕、フランス国内でバッシングの対象になった。「この敗戦で僕は生まれ変わったんだ」という言葉通り、この敗戦を機に積極的に技を仕掛けるスタイルに変更、国際大会で連勝を重ね、2011年世界選手権では100kg超級で4連覇を果たした〔。 2012年7月のロンドンオリンピックでは決勝でロシアのアレクサンドル・ミハイリンに指導3で優勢勝ちして金メダルを獲得した〔。 2013年の世界選手権では、決勝で地元ブラジルのラファエル・シルバを合技で破るなどオール一本勝ちして、世界選手権で6度目の優勝を飾ることになった〔World Championships, Rio 2013 DAY 6 〕。 また、IJFは選手の声をまとめるアスリート委員会の委員長にリネールを選出した〔アスリート新委員長にリネール 国際柔道連盟 MSN産経ニュース 2013年9月2日〕。 2014年8月の世界選手権では決勝で七戸龍と対戦すると、指導3でリードしながら終盤に七戸の大内刈で崩されるもポイントにならず、世界選手権7度目の優勝を果たすことになった〔World Championships 2014 〕〔World Championships, Chelyabinsk 2014 〕。11月にはフランス選手権に出場すると、決勝で同じクラブの練習パートナーでもある100kg級のシリル・マレと対戦するが、終了1分前まで指導2でリードされるものの、その後合技で逆転勝ちした〔France Seniors 2014 - J2 Hommes : Riner superstar 〕。 2015年4月には、非オリンピック競技を含めた各種の国際スポーツ団体が加盟するスポーツアコードのスポーツヒーロー部門の大賞に選ばれた〔SportAccord euronews awards : les lauréats 〕。5月のワールドマスターズでは3度目の優勝を飾った。8月の世界選手権では決勝で七戸から技ありと有効を取って勝利して、世界選手権では史上初となる8度目の優勝を果たした〔Championships 2015, Astana 〕。今回の優勝で2010年の世界選手権無差別決勝で上川に敗れて以来、95戦無敗となった〔〕。 なお、2012年時点では模範とする柔道家として井上、ダビド・ドゥイエ及びダルセル・ヤンジの名を挙げている〔RINER Teddy's multimedia info and results 〕。 IJF世界ランキングは2950ポイント獲得で1位(16/5/2現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テディ・リネール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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