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テディ系(テディけい、Teddy line)は、馬の父系(父方の系図)の1つ。1913年生まれの競走馬テディを祖とする父系で、現在では5代先の名種牡馬ダマスカスから先をさらに細分化して「ダマスカス系」と分けることが多い。 == 概要 == テディ自身はフランスなどヨーロッパで競走生活を送り、後にやはりフランスで種牡馬として活動していた。ヨーロッパで繁栄した系統もあるが、テディ系がもっとも大きな成功を収めたのはアメリカ合衆国に渡った子孫たちで、テディ自身も晩年にアメリカへと送られている。 代表的な系統はサーギャラハッドとブルドッグから伸びた系統である。特にサーギャラハッドからはアメリカ三冠馬ギャラントフォックスが出ている。一方のブルドッグもその子ブルリーがカルメットファームの全盛期を支える屋台骨となり、同じくアメリカ三冠馬サイテーションなどに代表される名競走馬を輩出した。 時代が進むとこれらの流行していた系統は伸び悩むようになり、テディ系は衰退の一途をたどった。しかし1964年生まれのダマスカスが種牡馬として成功すると再び勢いを盛り返し、パーソナルエンスンやスキップアウェイに代表される名競走馬が登場した。その後ダマスカスの系統も勢いを欠いていったが、現在でもそこそこの勢力を持つマイナー系統のひとつとして現存している。 日本においてもテディ系の種牡馬・競走馬が輸入されており、現在までにメジロデュレンやエイシンワシントンらのような活躍馬が出ている。しかし日本で活躍した馬らは未だ種牡馬として結果を出せておらず、あまり定着した系統とは言えない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テディ系」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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