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テトラヨージド水銀(II)酸カリウム(テトラヨージドすいぎん に さんカリウム、)は、カリウムカチオンとテトラヨージド水銀(II)酸アニオンからなる錯体である。主にアンモニアを検出するために、0.09 mol/Lのテトラヨージド水銀(II)酸カリウム水溶液と2.5 mol/Lの水酸化カリウム水溶液の混合物、いわゆるネスラー試薬として使われる。 == 概要 == ヨウ化水銀(II)を濃厚なヨウ化カリウム水溶液に溶解し、濃縮すると淡黄色の二水和物 K2]・2H2O が析出する〔『化学大辞典』 共立出版、1993年〕〔日本化学会編 『新実験化学講座 無機化合物の合成III』 丸善、1977年〕。 : 2 KI + HgI2 → K2 ヨウ化カリウム水溶液やエタノールに溶けやすく、水では分解してヨウ化水銀(II)を沈殿する。水銀(II)イオン Hg2+ はソフトなイオンで、ヨウ化物イオンと錯体を形成しやすく、水溶液中での錯生成定数は 5.6 × 1029 に及ぶ〔 F.A. コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年〕。 : Hg2+ + 4 I- 2- , ''K'' = / Hg2+ I- 4 テトラヨージド水銀(II)酸イオンは正四面体型構造をとる〔。テトラヨージド水銀(II)酸カリウム水溶液に硝酸銀(I)や硫酸銅(II)水溶液を加えると、それぞれ淡黄色の銀塩 Ag2、赤色の銅(I)塩(還元反応を伴う)Cu2 の沈殿を生ずる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テトラヨージド水銀(II)酸カリウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium tetraiodomercurate(II) 」があります。 スポンサード リンク
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