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テネラニ(''Tenerani''、1944年 - ?)はイタリアの競走馬。イタリアの天才馬産家であるフェデリコ・テシオの傑作でダービーイタリアーノ、ミラノ大賞典等に勝ったほか、イタリア国内にとどまらず、イギリスでもグッドウッドカップ、クイーンエリザベスステークス(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの前身)に勝った。 種牡馬としてはイタリアとイギリスで供用された。産駒は1955,1956年凱旋門賞を連覇したリボーが有名である。 == 戦績 == リボー、ネアルコと同じフェデリコ・テシオの生産で、テシオの生産馬の中でも特に国際的に活躍した競走馬として知られている。父はダービーイタリアーノ優勝馬ベリーニ、その父は5戦無敗でテシオが *生前生涯最良の名馬と褒め称えた程の名馬カヴァリエレダルピーノであり、テシオとしては珍しく自家生産馬を用いて生産している。( *テシオはリボーのデビュー直前に死亡している。) 競走成績、種牡馬成績共に優れ、3歳時にはダービーイタリアーノ、セントレジャーイタリアーノ、ミラノ大賞典、イタリア大賞典、伊ジョッキークラブ大賞等に勝ち1947年イタリア最優秀3歳馬に選ばれた。翌年は活躍の場をイタリア国外にも広げクイーンエリザベスステークス、グッドウッドカップの2つの権威あるイギリスの競走に勝った。イタリアでもオムニウム賞(現共和国大統領賞)に勝ち、ミラノ大賞典2着等活躍した。この年もイタリア最優秀古馬に選ばれている。 引退後は当初イタリアで種牡馬入り。1952年にイギリスに輸出され、1960年再輸入された。産駒はリボーが飛び抜けて知られているが、他にもアスコットゴールドカップ連覇の名ステイヤーファイティングチャーリー (Fighting Charlie) 、グッドウッドカップ親子制覇のテンターフックス (Tenterhooks) 、ミラノ大賞典優勝馬マルホア (Malhoa) 、セントレジャーイタリアーノ優勝馬デレイン (Derain) 、ドンカスターカップ優勝馬ボナール (Bonnard) 、イタリアリーディングサイアーティソ (Tissot) らがいる。これら産駒群の子孫は全て2,3代で滅び、直系子孫はリボーを通じてのみ伝えられている。子孫はリボー系参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テネラニ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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