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株式会社テムザック(''Tmsuk Co., Ltd.'')は、福岡県宗像市に本社を構えるロボットの開発・製造・販売をおこなう企業である。“人とロボットの安全で快適な共存社会を創出する”趣旨のもとに設立された。 ==概要== 会社代表者・髙本陽一の祖母・髙本イナが自動車部品商「高本商会」を1953年に創業。その後トロール船内の原魚加工ラインの製造で日本水産等と取引を行い、陸上の加工食品工場の製造ラインの設計・製造・敷設等も行い、脱着式の食品用ベルトコンベアを主力とする。髙本陽一の三代目社長就任を機に社名を「株式会社テムス」に変更。 1993年にテムス社新社屋移転に際して玄関ホールの受付用ロボットとしてテムザックI号機を開発。これが話題となり、音声認識機能搭載のII号機を受注。福岡県工業技術センターの福岡創造的中小企業振興対策費(補助金)を受けてPHS回線による遠隔操作可能なIII号機を完成、続けてIV号機 TMSUK04を完成させる。 この頃からロボット開発経費がテムス社本業の収益を圧迫するようになった。そこでロボット研究室を別会社とし、新たに出資者を募って2000年1月4日に「株式会社テムザック」を設立した。なお、設立の母体となった株式会社テムスは業績悪化に伴い2009年に破産している。 その後、警備・案内・家庭留守番・レスキューなど様々なタイプのロボットの開発や製造を行っている。二足歩行ロボットも開発する。 PHS回線(携帯電話回線)を利用してロボット搭載CCDカメラから映像を取得するとともにロボットをリアルタイム遠隔操作する技術はテムザック社の得意とする技術である。また多くの大学・企業・各種団体などと産学官共同開発を行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テムザック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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