|
テムノドントサウルス(''Temnodontosaurus'')はジュラ紀前期に生息していた魚竜の一種。化石はイギリスやドイツなど、ヨーロッパの各地で見つかっている。学名の意味は「切歯を持つ爬虫類」。 大型の魚竜で全長は7〜9mに達する。発達した鰭状の四肢、大きな半月型の尾、細長い嘴状の吻が特徴的。 また、ある標本に残された歯は断面がレモン型で側面に鋸歯状の微細な突起が並ぶという特異な形態をしていたことが判っている。こうした歯の特徴は大型肉食恐竜のそれを髣髴とさせるものであり、そのためにテムノドントサウルスが現生のシャチのように他の海生脊椎動物を襲って捕食する強肉食性の動物だったと推測する研究者もいる。 ファイル:Temnoscale.png|ヒトとの大きさ比較 ファイル:Temnodontosaurus burgundiae.JPG|頭骨標本 ファイル:Temnodont burg22DB.jpg|ステノプテリギウス''Stenopterygiusを襲うテムノドントサウルス。 ファイル:Temnod euryceph1DB.jpg|''T. eurycephalus''. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テムノドントサウルス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|