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テム・サ()は、サバンジュ財閥の傘下にあるトルコの商用車(バス・トラック)の車体製造会社(コーチビルダー)。 == 概要 == テム・サは1968年に、建設業へ鋼鉄を供給するための企業として創立された。商用車の生産は、三菱自動車〔三菱自動車のトラック・バス製造部門は、2003年に分社化し、三菱ふそうトラック・バスとして独立した。なお、テム・サ社はトルコにおける三菱自動車の製品販売を独占的に手掛けている。〕とライセンス生産・販売協定を結んで、1984年に車体製造を、1987年にバスの製造を開始した。 テム・サの商用車は、三菱、MAN、DAF、カミンズ、キャタピラー社のエンジンと部品を基に組み立てており、いずれもヨーロッパ排気ガス基準(Euro3、Euro4、及びEuro5)を満たしている。 2000年以降、コーチに用いられる全てのレンジは、マンのエンジンと車軸、及びにZFのトランスミッションを利用し、西ヨーロッパ市場向けに開発されている。 テム・サは異なったエンジンの使用に際し、独自的で柔軟な対応をすることで製品開発を進め、市場からの注文に即した製品提供を行うようになっている。 テム・サはベルギーに子会社の「テム・サ・ヨーロッパ」(TEMSA Europe)を設立しており、テム・サ・ヨーロッパは幾つかの代理店をドイツ、フランス、イタリア、スペインといった国々で設立・管理している。 現在、テム・サはヨーロッパのバス市場において約7%のシェアを獲得している。また、バスは年間で一千台程が生産されるが、そのうちの75%程は輸出されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テム・サ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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